尼野和三の木版画
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尼野和三 [あまの・かずみ] (1927〜2001)
Kazumi Amano
1927年冨山県高岡市に生まれる。高岡工芸学校卒業後まもなく棟方志功に出会い、木版画を始める。1955年頃から団体展に出品。1962年に現代日本美術展で国立近代美術館賞の受賞を初めとして、以後、ノースウエスト国際版画展佳作賞、ルガノ国際版画ビエンナーレ展優秀賞、ザイロン国際木版画展2等賞、東京国際版画ビエンナーレ展佳作賞など受賞相次ぐ。1966年、日本版画協会展を最後にすべての団体から退会。
1971年に3年間の予定で渡米。しかし、2001年まで滞在して客死。木版による独創的な日本の抽象画として、海外では高く評価された。
渡米時にほとんどの版木を廃棄したため、日本に残された作品は極めて少ない。
<エッセイ>
◎ このコレクションは2007年3月にすべて富山県・高岡市美術館に収蔵されました