魚津章夫の編・著書





『白昼に神を視る』

長谷川仁 竹本忠雄 魚津章夫 編

私のめぐりあった版画家たち

魚津章夫著

 美術ジャーナリストは数多いが、そのなかの「版画」という地味な小世
界の魅力に取りつかれて、全身を打ち込み、それを生き甲斐としている人
は極めて少ない。編集者の見聞を生かして、版画の普及家となり、その
両方の経験を積み重ねて、この一冊の本は書かれた。日本の代表的な
版画家について親しく語り、その活動を生き生きと描き出し、おのずから、
魚津章夫という「私」でなければ絶対に書けない現代版画への最良の案
内書となっている。
                              瀬木慎一(美術評論家)

沖積舎 2001年刊 定価4000円

[内容]

T 現代版画と私
U 私のめぐりあった版画家たち
V 忘れ得ぬ人たちのこと

堀井英男全版画作品集(1961-1989)

魚津章夫編

プリントアートセンター 1989年刊  定価10,000円

生前の作家本人の確認を得て集成したカタログレゾネ。346点収録。

[主な内容]
作家論  堀井英男の銅版画業 /小倉忠夫
       黒田三郎さんからの手紙
       詩画集「死の淵より」に寄せて/中村真一郎
       詩画集『幻花』について/串田孫一
本人著述 描くという行為/堀井英男

収録作品 図版346点
年譜

長谷川潔遺稿集

<新編集・普及版>

今世紀最大の銅版画家・長谷川潔の画文集。語録、遺稿、書簡、回想録
を集成し、重要作品を精巧な図版によって忠実に再現する。フランスの高
名な美術史家による四篇の論文を併せて収録し、神秘の示顕者であるこ
の巨匠の画業の全容を伝える。愛好家の要望に応えて復刊する普及版。

白水社 1993年第3版発行  定価 2,039円 

長谷川潔の全版画

編著 魚津章夫

玲風書房 2000年第2版発行  定価 24,000円

時宜を得た待望の一書
                             小倉忠夫

 このたび『長谷川潔の全版画』がめでたく刊行される運びとなり、しか
も、その編者が魚津章夫さんということで、美術界と版画界にとってみのり
豊かな快挙と心から喜んでいる。
 長谷川潔(1891〜1980)は、いうまでもなく、日本近代版画の代表的巨
匠であり、また、滞仏60年におよぶフランス版画界の大家でもあった。
銅版画の各分野にわたって活躍し、とくにマニエル・ノワール(メゾチント)
の領域では傑出した独自の芸術をきずいて、フランス政府から数多くの栄
誉を与えられている。
 西洋と東洋の美質を統合する長谷川潔の芸術が、今日ますますその意
義と重味を増しつつある折柄、全作品集(カタログ・レゾネ)の刊行はまさに
時宜を得た、待望の一書といえよう。
 編者の魚津さんは、私がむかし東京国立近代美術館に勤め、東京国際
版画ビエンナーレ展を担当していた頃からの長いつきあいで、現代版画の
興隆に貢献してきた、もっとも信頼のできる僚友である。
 とくに長谷川作品の調査に情熱と努力を傾注し、また長谷川のパリでの
最後の姿に接した稀な一人でもある。周到に調査された作品データと共
に今回収載される魚津さんの長谷川潔芸術論は、その人と思想と芸業の
理解に不可欠の論考として、私は大いに期待している。
      
       (美術評論家、大原美術館館長、名古屋ボストン美術館館長)


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写真・北日本新聞より

<発刊時の玲風書房案内パンフレットより>

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魚津章夫のプロフィル

魚津章夫の現代版画コレクション