前田常作の画歴
1926年 | 大正15年 昭和元年 |
0歳 | 冨山県下新川郡棚山村(現:入善町)棚山新72に生まれる。本名常作(つねさく)。 父久太郎、母つよの次男。 |
1947年 | 昭和22年 | 21歳 | 冨山師範学校本科卒業。 |
1953年 | 昭和28年 | 27歳 | 武蔵野美術学校西洋画科卒業。 |
1955年 | 昭和30年 | 29歳 | 瀧口修造氏の推薦により、最初の個展(タケミヤ画廊)。 自由美術家協会会員となる。 |
1957年 | 昭和32年 | 31歳 | 「今日の新人1957年展」(日本橋白木屋)で佳作賞を受賞する。 第1回国際青年美術家展で大賞と国際美術家賞を受賞する。 副賞としてパリ留学費用が授与される。 |
1958年 | 昭和33年 | 32歳 | 渡仏する。1963年までパリに滞在。 |
1959年 | 昭和34年 | 33歳 | 第1回パリ青年ビエンナーレ展に出品する。 |
1961年 | 昭和36年 | 35歳 | 第6回日本国際美術展に招待出品し、国立近代美術館賞を受賞する。 |
1963年 | 昭和38年 | 37歳 | 第7回日本国際美術展に招待出品し、優秀賞を受賞する。 自由美術家協会を退会する。 |
1965年 | 昭和40年 | 39歳 | 再び渡仏し、1966年までパリに滞在。 |
1968年 | 昭和43年 | 42歳 | 第1回インド・トリエンナーレ展に招待出品する。 |
1970年 | 昭和45年 | 43歳 | インド、ネパール旅行。東京造形大学の助教授となる。 |
1971年 | 昭和46年 | 44歳 | 今日の100人展(兵庫県立近代美術館)に出品する。 |
1972年 | 昭和47年 | 45歳 | 東京造形大学の教授となる。 前田常作展(セントラル美術館) ネパールを旅行。 この頃から熱心に版画の制作をする。 |
1973年 | 昭和48年 | 46歳 | イラン、イラクを旅行。 戦後日本美術の展開<抽象表現の多様化>(東京国立近代美術館)に出品する。 |
1974年 | 昭和49年 | 47歳 | 現代版画の展望日本の28人展(銀座・松屋)に出品する。 |
1976年 | 昭和51年 | 49歳 | 現代版画の状況展(札幌・松坂屋)に出品する。 パリ旅行。 ユネスコ本部の依頼によりユネスコ文化財メダル「ボロブドール」を制作する。 |
1977年 | 昭和52年 | 50歳 | 日本美術家連盟の友好使節としてネパール、インド、スリランカを訪ねる。 インドネシアを旅行。 第1回日本現代版画大賞展(銀座・松屋)に出品する。 日本美術家連盟日中友好美術家訪中団の一員として中国を訪ねる。 |
1978年 | 昭和53年 | 51歳 | 『前田常作のアクリル画』(河出書房新社)を刊行する。 『マンダラへの旅立ち』(河出書房新社)を刊行する。 |
1979年 | 昭和54年 | 52歳 | 第11回日本:芸術大賞を受賞する。 東大寺の「昭和大納経」見返し絵を制作する。 京都市立芸術大学の教授となる。 ラダックを旅行する。 西国観音霊場第一番札所青岸渡寺の那智の滝で啓示を受けて「西国巡礼シリーズ」に着手。 |
1980年 | 昭和55年 | 53歳 | 画集『マンダラの光』(佼成出版社)を刊行する。 1980日本の版画(栃木県立美術館)に出品する。 |
1981年 | 昭和56年 | 54歳 | 1960年代・現代美術の転換期(東京国立近代美術館)に出品する。 |
1982年 | 昭和57年 | 55歳 | 第23回オリンピック・ロスアンゼルス大会記念JOC公式メダル制作。 『マンダラの旅・前田常作対話集』(法蔵館)を刊行する。 |
1983年 | 昭和58年 | 56歳 | 武蔵野美術大学教授となる。 |
1984年 | 昭和59年 | 58歳 | ラダックへ取材旅行。 |
1985年 | 昭和60年 | 59歳 | 日本現代絵画83人展(ニューデリー国立近代美術館)に出品する |
1986年 | 昭和61年 | 60歳 | 「現代版画の表現と技法」展(練馬区立美術館)に出品する。 |
1988年 | 昭和63年 | 62歳 | 前田常作リトグラフ集『西国巡礼』(新潮社)を刊行する。 |
1989年 | 昭和64年 平成元年 |
63歳 | 前田常作展(冨山県立近代美術館)を開催する。 『前田常作版画集』(佼成出版社)を刊行する。 第23回仏教伝道文化賞を受賞する。 北日本新聞文化賞を受賞する。 冨山県功労賞を受賞する。 |
1990年 | 平成 2年 | 64歳 | 前田常作展<マンダラへの旅>(目黒区美術館 大原美術館)を開催する。 |
1991年 | 平成 3年 | 65歳 | アンコール遺跡視察調査団に参加し、カンボジアに渡る。 |
1992年 | 平成 4年 | 66歳 | 武蔵野美術大学造形学部主任教授となる。 紫綬褒章を受章する。 |
1993年 | 平成 5年 | 67歳 | 第7回安田火災東郷青児美術館大賞展 第16回大賞受賞する。 |
1994年 | 平成 6年 | 68歳 | 武蔵野美術大学学長に就任する。 |
1995年 | 平成 7年 | 69歳 | 冨山県下新川郡入善町名誉町民の称を受ける。 |
2000年 | 平成12年 | 74歳 | 武蔵野美術大学理事長に就任する。 勲三等瑞宝章を受章する。 |
2002年 | 平成14年 | 76歳 | 「前田常作展ーマンダラへの道」 毎日新聞社主催 (神奈川県立近代美術館 茨城県つくば美術館 新潟市美術館) |
2003年 | 平成15年 | 77歳 | 武蔵野美術大学理事長辞任 |
2004年 | 平成16年 | 78歳 | 創造学園大学客員教授に就任 |
2007年 | 平成19年 | 81歳 | 10月13日心臓発作のため死去 |
魚津章夫編